HiraiToshiyukiのブログ

映画と読書

チャレンジャーズ

 なんと表現して良いのかわからないけど最高の映画体験でした。

 圧倒的なテニスの才能を持ちながら怪我で選手生命を絶たれてしまった女性。その女性のとりことなり人生を狂わせていく2人の男性テニスプレーヤー。スラムダンクのように1つの試合のなかに過去のいろんな場面がフラッシュバックしてくる。男同氏の友情、テニスへの情熱、出会い、恋愛、嫉妬、別れ、憎しみ、欲望、欲情、挫折、劣等感、優越感。人生の中のいろんな感情、いろんな季節が3人の関係を過ぎてきたのがみえる。けっこうどろどろした関係。道徳的には?な関係。でも楽しく、さわやかな季節もあった。それが人生だ。すべてを詰め込んで試合が進んでいく。

 物語を盛り上げるのが映像と音楽。テニスの試合の迫力、ボールになったりラケットになったり、上から下からあらゆる視点から迫力のある試合シーン。そして感情を揺さぶるような音楽。緊張感が頂点に達してどうなるどうなるで試合もついにフィニッシュへ。

 いい試合を1試合観たようでした。

 それにしてもゼンデイヤさんは格好いい。